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[掛布雅之物語]<2>夜でも風呂でも、練習漬けの毎日…1年目の月給は7万円

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 阪神入団1年目の1974年、掛布が手にした月給は7万円。当時の支配下登録選手の最低保障年俸(60万円)を、わずかに上回る程度だった。「きれい事を言って申し訳ないけど、お金は関係なかった。大好きな野球にけじめをつけるのが目的でしたから」

 掛布は当時、甲子園球場(兵庫県西宮市)から歩いてすぐの場所にあった選手寮「虎風荘(こふうそう)」で暮らし、練習に明け暮れた。辺りが暗くなると、寮から自転車をこいで10分ほどの武庫川の河川敷に向かい、阪神電車の車窓から漏れる明かりなどを頼りに、ボールの壁当てやダッシュなどに励んだ。

 「やろうと思えば、いくらでも練習はできた。1年で烙印(らくいん)を押されたとしても、『他の選手より、これだけ多くの練習をやったんだから』と自分を納得させられれば、悔いは残らないだろうと」。寮に戻れば砂を入れたビール瓶を振って手首を鍛え、入浴中は湯船で両手を握ったり開いたりして握力をつけた。

 そんな日々を送るルーキーに、思わぬチャンスが訪れたのは開幕を控えた3月。前年リーグ2位の阪神は内野のレギュラー陣がほぼ固定され、新人選手が割り込む余地などなかったため、一軍の春季キャンプには一度も呼ばれなかった。にもかかわらず、オープン戦出場の機会が巡ってきた。(敬称略、随時掲載)

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1805565 0 プロ野球 2021/01/29 15:00:00 2021/03/01 15:00:03

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