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[掛布雅之物語]<3>「考えもしなかった」開幕一軍…周囲の反対押しのけた監督

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 1974年3月21日、オープン戦の相手は太平洋(現西武)。急きょ、試合が行われる徳島・鳴門球場に向かった掛布は、自身の結婚式で欠場した正遊撃手・藤田平の代わりにスタメン出場し、2安打と気を吐いた。

 3日後の近鉄(現オリックス)戦では4打数4安打と大暴れ。この試合も、身内の不幸で欠場した主力選手の代役を見事にこなして株を上げた。

 「掛布は上で育てる」。開幕ベンチ入りを強く押したのは当時の監督、金田正泰だったという。掛布の入団年にコーチとなった安藤統男(もとお)から後日、こんな話を聞いた。「すごかったんだぞ、金田さんのお前に対する期待は。俺たちがどんなに反対しても開幕一軍を頑として譲らなかった」と。

 キャンプが二軍スタートだったのも、高卒新人は一軍では雑用でバットも振れないと、金田が考えたためだった。二軍で好きなだけ打たせてやれ――。目をかけてくれた監督の期待にこたえ、掛布は中央大からドラフト1位で入団した同期の佐野仙好(のりよし)と三塁のポジション争いを繰り広げ、1年目から全130試合のうち83試合に出場した。

 「考えもしなかった」という一軍でのプレー。掛布の野球人生は、本人の思いとは別の針路に舵(かじ)を切ろうとしていた。(敬称略、随時掲載)

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1808283 0 プロ野球 2021/01/30 15:00:00 2021/03/02 15:00:04

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