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[掛布雅之物語]<6>王さんと同じグラウンド、同じベンチには田淵さん「楽しくて仕方なかった」

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 5月で21歳になった3年目のシーズン。掛布は充実した日々を過ごしていた。憧れだった長嶋茂雄は監督として巨人を指揮し、王貞治とは同じグラウンドに立っている。「プロでは通用しないと思っていた自分が、だよ。同じベンチには田淵(幸一)さんがいる。しんどかったけど、それ以上に野球をすることが楽しくて仕方なかった」

 「白い妖精」と呼ばれた14歳の女子体操選手、ナディア・コマネチ(ルーマニア)が、カナダのモントリオール五輪で10点満点を連発して世界に衝撃を与えた1976年。掛布は122試合に出場し、打率3割2分5厘、83打点、27本塁打と大活躍して初のベストナインに選ばれた。入団時に1メートル68だった身長は2センチ以上伸び、選手寮の湯船で分厚くなった胸板を見る度に、練習の成果を実感できた。

 契約更改で年俸は400万円から1000万円に上がったという。バットやグラブなどの用具代が支払えず、「出世払い」と言ってメーカーの担当者から逃げ回っていた生活は一変、テレビ出演やサイン会などでオフは多忙を極めた。

 「無精だから」と出演料などは封筒に入れたまま、寮のベッドの下に置いていたという。年末に千葉の実家へ帰省する前、寮長から銀行に預けておくよう促された。封筒の中身を見た掛布は、目を丸くした。(敬称略、随時掲載)

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1822386 0 プロ野球 2021/02/05 15:00:00 2021/03/08 15:00:10

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