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[掛布雅之物語]<11>打席でのルーチン意識、中西太コーチに魅せられて

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 打席に入ると、まず足場をスパイクの歯で削り、左の軸足を固める。次に、バットの先でベースをたたいて内角、外角、真ん中の順番でミートポイントを確認する。右手でバットをぐるりと前へ1回転させたら、両肩を結ぶ線が投手に向かって真っすぐになるように両足のスタンスを整え、鼻で大きく吸い込んだ息を口から吐き出して構えに入る。

春季キャンプで打撃練習をする掛布(1979年2月撮影)
春季キャンプで打撃練習をする掛布(1979年2月撮影)

 「こうやると、肩の力がスーッと抜けてね。呼吸法は田淵(幸一)さんに教わった」

 飛距離を求めてフォーム改造に踏み出し、打席でのルーチンの重要性を意識し始めたこの頃、打撃コーチとしてチームに加わった中西太の存在も、掛布にとっては追い風だった。

 中西は西鉄(現・西武)で1956~58年の日本シリーズ3連覇など黄金期を支えた主軸打者だった。指導経験も豊富で長所を伸ばす指導法に定評があった。掛布が師と仰いだ一人だ。

 「中西さんは選手のいい所をどんどん引き出してくれてね。それで欠点を補っちゃうんだよ」。球を呼び込んで打つよう大きなジェスチャーで求める中西に、掛布は「バットを大きく引いて打つイメージが、より鮮明になった」と振り返る。

 ジュディ・オングの「魅せられて」が日本レコード大賞に輝いた79年。入団6年目の掛布は周囲も驚く初タイトルを手にした。(敬称略、随時掲載)

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1872516 0 プロ野球 2021/02/27 15:00:00 2021/02/27 15:18:23 プロ野球 阪神安芸キャンプ 掛布雅之内野手=写真部撮影 阪神タイガース 【大阪一括登録。使用の際は事実関係を再確認してください】 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210227-OYT1I50050-T.jpg?type=thumbnail

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