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[掛布雅之物語]<13>ミスターの祝福は「最高の褒め言葉」

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 初めて本塁打王のタイトルを獲得した1979年のシーズンオフ、阪神の看板選手になった掛布は人生の伴侶を得た。

婚約発表記者会見で、婚約者の安紀子(右)と笑顔を見せる掛布(1978年11月)
婚約発表記者会見で、婚約者の安紀子(右)と笑顔を見せる掛布(1978年11月)

 前年に婚約を発表していた安紀子との披露宴には、同郷・千葉の先輩でもある巨人の監督、長嶋茂雄も出席した。その長嶋から贈られたスピーチは、今も記憶の底に刻まれている。

 「君にはたくさんのホームランを打たれて悔しかったけど、心の中では誰にも負けない祝福の拍手を送っていたよ、と。最高の褒め言葉ですよね」

 思い起こせば、新人の頃、巨人戦で安打を放った際に一塁を守る王貞治から、「いつ、あんなバッティングを覚えたんだ」と声をかけられたことも、向上心の糧になった。

 結婚後、最初のシーズンとなった80年は、けがの影響などで入団以来最も少ない70試合の出場にとどまった。4年連続で3割を超えていた打率は2割2分9厘まで急降下。本塁打も11本に終わった。

 自宅の電話は鳴りやまず、家のガレージに止めていた車が傷つけられるなど、苦い記憶は枚挙にいとまがない。「大阪の梅田で一緒に歩いていた女房が手を引っ張られてね。『掛布がダメになったのは、お前と結婚したせいや』と。あれは許せなかった」

 翌81年、掛布は悔しさをバネに輝きを取り戻した。(敬称略、随時掲載)

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1888249 0 プロ野球 2021/03/05 15:00:00 2021/03/08 13:43:03 阪神・掛布雅之選手と住谷安紀子さんが婚約発表(大阪・ホテル阪神で)=谷沢重城撮影 (1978年11月21日朝刊運動面掲載) プロ野球 阪神タイガース 【大阪一括登録。使用の際は事実関係を再確認してください】 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210305-OYT1I50042-T.jpg?type=thumbnail

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