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[掛布雅之物語]<15>実は狙い通りだった「バックスクリーン3連発」

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 1985年4月17日、巨人戦。2点を追う七回に出たランディ・バースの一打は、甲子園のバックスクリーンに飛び込む逆転の1号3ランになった。掛布は本塁付近で出迎えた時にたたかれた手の痛みを、昨日のことのように覚えている。

 「それだけ興奮していたわけだよね。これでバースは大丈夫、みたいな空気がベンチに広がった」。掛布も本塁打で続き、岡田彰布も美しいアーチを描いた。これが今も語り継がれる「伝説のバックスクリーン3連発」だが、掛布は「僕の打球は、少し左に外れているんだけどね」と笑う。

 後日、3発を浴びせた巨人・槙原寛己に、こう言われたそうだ。バースに打たれたシュートは失投だが、「掛布さんには渾身(こんしん)の真っすぐをセンターへ運ばれ、頭が真っ白になった」。岡田にどんな球を投げたのかはショックで覚えていない、と。

 これは、掛布の狙い通りでもあった。バースが生還し、興奮さめやらぬ甲子園で、掛布は「冷静な対決の空気に変えようと仕掛けを遅らせた」という。初球、ストライクの変化球を簡単に見逃し、2球目はボール球を見送る。カウント1―1で、「一番自信のある真っすぐが来る」。読み通りの高めを一閃(いっせん)、「うまくバットをかぶせて打てた」。

 3連発の舞台裏で、他ならぬ主役を演じた掛布。だが、この試合で「3連発より大きかったものがある」と言う。それは……。(敬称略、随時掲載)

3発とも見られる!「掛布雅之フォト物語」

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1896681 0 プロ野球 2021/03/09 15:00:00 2021/04/09 15:00:03

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