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[掛布雅之物語]<16>入団12年目、悲願のリーグ制覇

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 社会人野球のリッカーからドラフト1位で阪神に入団した2年目の中西清起きよおきがプロ初セーブを挙げたのが、1985年4月17日の巨人戦だった。ランディ・バース、掛布、岡田彰布の「バックスクリーン3連発」で快勝したイメージが強いこの試合は、6―5と薄氷の勝利だった。

リーグ優勝を決め、バッテリーに駆け寄る掛布(右)(1985年10月)
リーグ優勝を決め、バッテリーに駆け寄る掛布(右)(1985年10月)

 中西の出番は九回。無死からウォーレン・クロマティ、原辰徳の連続ソロ本塁打で1点差に詰め寄られた場面で登板し、2者連続三振を奪うなど3人で片づけ、試合を締めくくった。掛布は言う。「シーズンを振り返った時、あの試合で抑え投手が生まれたのは、すごく大きかった」

 しぶとく勝ち星を重ねたチームは、前年優勝の広島や巨人と首位争いを繰り広げ、10月16日、ついにその瞬間を迎える。勝つか引き分けるかでリーグ優勝が決まるヤクルト戦(神宮)。阪神は九回から登板した中西が2回を無失点に抑えて5―5の引き分けに持ち込み、21年ぶり3度目(1リーグ時代を含めると7度目)の覇権をつかんだ。

 この年、中西は63試合で11勝3敗、19セーブをマークし、最優秀救援投手に輝いた。「いくら打っても、1点差を守り切るディフェンス力がなければ優勝なんてできない」。入団12年目、30歳で達成した悲願のリーグ制覇。掛布はチームに貢献できた喜びに浸り、「ようやくここまで来られた」と感慨にふけった。(敬称略、随時掲載)

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1899892 0 プロ野球 2021/03/10 15:00:00 2021/03/12 13:22:49 □[ヤクルト5-5阪神]神宮 セリーグ阪神優勝決定の瞬間マウンド上で抱き合って喜ぶ木戸と中西、駆け寄る掛布 [使用の際は事実関係を再確認してください。19851016] https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210310-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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