読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

セV争い、混戦抜け出すのは「打線強いチーム」…阪神元コーチ久保さん「奇襲必要ない」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 セ・リーグは阪神、ヤクルト、巨人が僅差で首位を争う展開が続く。16年ぶりのリーグ制覇を狙う阪神は残り23試合。前回優勝した2005年に投手コーチを務めた久保康生さん(63)に、シーズン終盤に混戦を抜け出すためのポイントを聞いた。(聞き手・門脇統悟)

 ――優勝争いは上位3チームに絞られた。

久保康生さん
久保康生さん

 「投手陣に疲労が蓄積する時期なので、打線の強いチームが有利になる。05年の阪神は、打点王に輝いた今岡誠や4番の金本知憲ら攻撃陣が強力だった。不気味なのはヤクルト。打線に厚みがあり、状態もいい」

 ――阪神投手陣はどう対処すればいいのか。

 「低めに丁寧に投げるという基本に立ち返ること。思うように結果が出ないと、選手は自分を見失ってしまう。だからこそ、指導者の言葉が大事になる」

 ――久保さん自身、誰かの言葉に助けられたことは。

 「投手起用に関して、総合コーチだった島野育夫さんから、『久保、慌てなくていい。じたばたせず、やることをきっちりやっていれば、必ず勝機は来る』と。やりくりがうまくいかないと、いろいろな雑念が入ってくる。私も、島野さんの言葉に救われた」

 ――05年は藤川球児、ジェフ・ウィリアムス、久保田智之という鉄壁の救援陣「JFK」がチームに安心感を与えた。

 「相手にプレッシャーを与えられたのは確かだが、救援陣全体を強固にしたのは、JFKの前を担った江草仁貴、桟原将司、橋本健太郎らの存在があった。負け方にこそ、チームの強さが出る。敗色が濃厚な試合で登板する中継ぎ投手が役割を果たせば試合を早く終わらせることができ、野手の疲労軽減にもつながる」

投手コーチとして優勝に貢献した久保さん(右端。中央は矢野燿大・現阪神監督、左は藤川)(2005年7月)
投手コーチとして優勝に貢献した久保さん(右端。中央は矢野燿大・現阪神監督、左は藤川)(2005年7月)

 ――阪神に必要なことは。

 「今までやらなかったことには手を出さない方がいいし、優勝を争っているチームが奇襲を仕掛ける必要はない。奇襲はうまく行かないと、チームをばたつかせてしまう。『風向きが変わったんじゃないか』と選手に感じさせないよう戦っていくことが大事だ」

  2005年のリーグ優勝  就任2年目の岡田彰布監督が確立した藤川、ウィリアムス、久保田の「JFK」が活躍し、安定した戦いを展開。金本が125打点、今岡が147打点を挙げるなど強力攻撃陣もチームを先導した。6月9日から一度も首位を譲ることなく、2位・中日に10ゲーム差をつけ、87勝54敗5分けの圧倒的な成績で制した。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2401097 0 プロ野球 2021/09/28 19:20:00 2021/09/28 19:20:00 「負け方にこそ、チームの強さが出る」と語る久保さん https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210928-OYT1I50119-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)