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日米23年を締めくくるマウンド、松坂の生きざま詰まった5球…「半分以上は故障との闘いだった」

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 日米球界で華々しい活躍をしてきた西武の松坂が19日、引退試合となる日本ハム戦に先発し、プロのマウンドに別れを告げた。試合前の引退記者会見では、時折涙を見せながら23年間の現役生活を振り返った。

「最後の最後、全部さらけ出す」

引退試合で先発する松坂大輔投手(19日)
引退試合で先発する松坂大輔投手(19日)

 数々の伝説を作ってきた西武・松坂のプロ23年間を締めくくるマウンド。日米通算377試合目の登板でも、生きざまが詰まった5球を投げ込んだ。

 少年の頃から憧れた18番を背負い、「格好いい」とこだわり続けたワインドアップで投げた。横浜高校の後輩でもある近藤への初球は118キロ直球が高めに抜けた。2球目はストライクが入り、「野球の神様が取らせてくれたのかな」。さらに抜け球が続き、最後の1球は内へ。打者1人の勝負は、四球で幕を閉じた。

 数々の栄光を手にしてきた右腕は試合前「本当は投げたくない。これ以上ダメな姿を見せたくない」と漏らした。右手がしびれて指先の感覚がなく「何球投げられるか。ストライクが取れるか」という状態だった。

 2008年に練習中に右肩を痛めた後は「肩の状態を維持するのに必死で、痛くても投げられる方法を探す作業ばかり」。その後も故障が相次いだが、満身 創痍そうい の日々でも貫いてきた流儀がある。「状態が良くなくて投げたくない時も、最後は逃げない。不利な状況もはね返す。必ずその覚悟を持ってマウンドに立つ」

 この日も、応援してくれた人たちへの感謝を込めて全力で投げた。「どうしようもない姿かもしれないけれど、最後の最後、全部さらけ出して見てもらおうと思った」。覚悟に満ちた5球を、ファンは決して忘れない。(永井順子)

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2455417 0 プロ野球 2021/10/19 20:48:00 2021/10/20 01:41:45 引退試合で先発する西武の松坂大輔(19日、メットライフドームで)=早坂洋祐撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211019-OYT1I50115-T.jpg?type=thumbnail

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