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長嶋茂雄さん、球界初の文化勲章受章者に…情熱今も「気持ち的には現場に戻りたい」

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 プロ野球・読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん(85)が球界からは初めての文化勲章受章者に決まった。取材に応じた長嶋さんは、「まさか。思ってもみなかった。これ以上の栄誉はありません」と、現役時代を思い出させる満面の「ミスタースマイル」を浮かべた。

巨人監督時代の長嶋さん(右)は連日、松井さんに打撃指導を行っていた(2000年10月4日)
巨人監督時代の長嶋さん(右)は連日、松井さんに打撃指導を行っていた(2000年10月4日)

 1958年に巨人に入団し、華々しい活躍で「ミスタージャイアンツ」「燃える男」と称された現役時代は昭和の高度成長期を代表するスターだった。平成に入ると監督として、シーズン最終戦決戦「10・8」(94年)や大逆転優勝した「メークドラマ」(96年)の先頭に立ち、栄冠をつかんだ。その一方でアテネ五輪日本代表監督だった2004年、脳 梗塞こうそく に倒れ、五輪出場を断念した。

 「長い間にはいろんなことがありました。(1965~73年の)9連覇や(59年の)天覧試合など、思い出すことはたくさんあります。今回は一生懸命、野球をやってきたことが評価されたのだと思います」と野球人生を振り返った。

 今年7月の東京五輪開会式では、盟友の王貞治さん(81)、まな弟子の松井秀喜さん(47)と3人で聖火ランナーを務めた。「五輪は特別だと実感し、高揚感に包まれました。何とも言えない感動がありました。少しでも大会の力になれたなら、うれしいことです」と話した。

 スポーツ界からは水泳の古橋広之進さん以来、13年ぶり2人目の受章となる。「野球界だけでなく、日本のスポーツが全般的に盛り上がっていけばいいと思います」と期待を込めた。

 今年は、ファーム本拠地のジャイアンツ球場(川崎市)も訪れ、1時間にわたって打撃指導もした。「肉体的にはもたないけど、気持ち的には今も現場に戻りたい」と言うほど、野球への情熱は現役時代のままだ。「日本の野球もアメリカと張り合って、これからも良い方向に進んでいってほしい」と球界のさらなる発展を願っている。

松井さん「本当にうれしい」

 読売巨人軍や米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんは「心よりお祝い申し上げます。野球選手として、人間として長嶋監督をお手本にしてきた私にとって、本当にうれしい知らせです」と長嶋さんの受章を喜んだ。

 松井さんは「監督の言動の先には常にファンがいた」と振り返る。1993年の巨人軍入団直後、監督の長嶋さんに「オープン戦でも全試合全イニング出てもらうぞ」と予告された。「監督は『お前を見るのが楽しみで、ファンは足を運ぶんだ』と。『休みたい』なんて言えなかった」と笑う。

 東京五輪の聖火ランナーを務めた際、長嶋さんを支えながら国立競技場を歩いた。次走者へ聖火を託したときの、長嶋さんの笑顔は見ていない。それでも「野球が大好きで、スポーツが大好きで、オリンピックも大好き。長嶋監督の表情は十分に想像できる」という。松井さんは「ますますお元気な姿で国民を、日本中を元気にしてくださることを、心からお祈り申し上げます」と祝福の言葉を結んだ。

  プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長の話 「良かった。球界では初めてだし、長嶋さんなら誰も文句はないのでは。日本中の人が喜んでくれると思う」

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使い方
2473184 0 プロ野球 2021/10/27 05:00:00 2021/10/27 08:03:00 日本シリーズに向け打席に立つ松井秀喜外野手(左)を見つめる巨人の長嶋茂雄監督。(東京都 稲城市のジャイアンツ球場で2000年10月4日)5日朝刊掲載 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211027-OYT1I50015-T-e1635289375494.jpg?type=thumbnail

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