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プロ野球の日本シリーズで20年ぶりの日本一に輝いた東京ヤクルトスワローズから、今オフにフリーエージェント(FA)宣言した球団マスコット「つば九郎」の獲得合戦が始まった。新潟県内でも、独立リーグ・ルートインBCリーグの新潟アルビレックスBC(アルビBC)や燕市が相次いで獲得を目指す意向を表明。一方で、柏崎のPRキャラクター「えちゴン」がヤクルトのマスコットに立候補するなど、「つば九郎」を巡る動きが活発化している。

「つば九郎」は12日、「FAせんげんいたします。まふゆのだいぼうけんだ!!」などとするコメントを発表した。球団によると、2012年オフに次いで2度目のFA宣言だという。
アルビBCは公式ツイッターで、「3年契約で日本酒飲み放題、県産コシヒカリ食べ放題」と、橋上秀樹監督による具体的な条件提示を発表した。「つば九郎」が市のPR隊鳥(長)を務める燕市は「チーフマーケティングバード」のポストを新設し、パッケージに「つば九郎」をあしらった「つば九郎米」2896グラムに燕市製スプーン、フォークの出来高払いを含む4年契約を提示。市の担当者は「長年燕市をPRしていただいた。追加条件や相談にのりたい」としている。
これに対し、柏崎の「えちゴン」は、FA移籍した際のポスト「つば九郎」として、ヤクルトのマスコットに名乗りを上げた。前回FA宣言した際には10団体以上が殺到しながら、前年と同条件の年俸1万円で残留した「つば九郎」。今後の動きが注目される。