新人に謝る巨人・菅野、試合後も笑顔なし「いやもう…情けない気持ちで」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

巨人2-1広島

 巨人が3連勝。三回に吉川の適時打で追いつき、七回、中山の適時打で勝ち越した。菅野は九回途中1失点の好投。広島は九回一死満塁の好機を生かせず、4連敗。

     ◇

 悔しがってマウンドを降りた巨人の菅野に、ファンは大きな拍手を送った。残り2アウトで昨年4月以来の完投はお預けとなったが、今季最長の九回途中を投げ5安打1失点、エースの投球で3連勝をもたらし、お立ち台で「今日みたいな投球を続けていけたら」と語った。

5勝目を挙げた菅野
5勝目を挙げた菅野

 二回に野間の二塁打で失点した後は、九回一死までに許した安打は1本だった。三、五、七回は走者を出さず、味方が1点を勝ち越した直後の八回も2者連続三振を含む三者凡退。九回、一死から2連打を浴びたところで球数が127球に達し、降板となった。

 雪辱を期す今季のカギとする直球がよみがえった。一回に最高147キロだった球速は回を追って上がり、六回には150キロに到達した。「直球を意識させた中で、変化球もいいところに投げられた」。九回一死から4番マクブルームに投じた126球目も149キロと、最後までキレがあった。

 確かな手応えを感じている。不安を抱えていた開幕当初は、直球の回転軸を修正するボールを練習で使ってきたが、最近は使っていない。球速や軌道を解析するシステム「トラックマン」でも改善の兆しがあるといい、「徐々に良くなってきている。継続していきたい」と話した。

9回2死満塁、野間を三振に仕留めガッツポーズする翁田大勢(19日)=林陽一撮影
9回2死満塁、野間を三振に仕留めガッツポーズする翁田大勢(19日)=林陽一撮影

 試合後、菅野に笑顔はなく、ピンチで救援を仰いだ新人の翁田大勢(関西国際大)=登録名、大勢=に謝っていた。「いやもう、情けない気持ちで。いつか恩返しできるように頑張ります」。悔しさも残った好投が、エースの復活を加速させる。(福井浩介)

スクラップは会員限定です

使い方
「スポーツ」の最新記事一覧
3014361 0 プロ野球 2022/05/20 06:30:00 2022/05/20 12:22:53 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/05/20220519-OYT1I50179-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込みキャンペーン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)