巨人・増田陸、連夜の適時打…打率3割5分5厘「人生を変えようと必死に」

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巨人2―1ロッテ

 巨人は3連勝。1点を追う七回、増田陸の適時打で追いつくと、内野ゴロの間に勝ち越した。メルセデスが八回途中1失点の好投。ロッテは打線が振るわず、3連敗。

7回1死2、3塁、増田陸が同点の適時打を放つ(捕手・佐藤都)(4日)=木田諒一朗撮影
7回1死2、3塁、増田陸が同点の適時打を放つ(捕手・佐藤都)(4日)=木田諒一朗撮影

 前日にロッテ・佐々木朗を攻略した巨人打線は、160キロ前後の直球を投げ込む右腕とは対照的な、技巧派左腕に苦しんだ。130キロ台の直球に100キロ前後のカーブ、走者なしでのクイック投法などを駆使する佐藤奨の前に六回まで散発2安打。状況を打破したのは、前夜にヒーローとなった4年目の増田陸だった。

 1点を追う七回。一死から岡本和が四球を選び、ポランコの二塁打で二、三塁で打席へ。2ボール2ストライクからの5球目、外角の137キロにバットを伸ばすと打球は中前へ抜け、同点適時打となった。「追い込まれてからも食らいついた結果、いい形になった」。続く好機で代打・中島の内野ゴロの間にもう1点入り、逆転につなげた。

7回1死2、3塁、増田陸が同点の適時打を放ちガッツポーズ(4日)=林陽一撮影
7回1死2、3塁、増田陸が同点の適時打を放ちガッツポーズ(4日)=林陽一撮影

 昨オフに育成契約となり、3月に再び支配下契約を勝ち取った21歳。がむしゃらで思い切りの良い打撃が持ち味だが、相手投手の特徴を捉えて対策を講じ、懸命に考えも巡らせる。3日の佐々木朗対策としては、前日の試合後からマシンに普段より5メートルほど近づいて打ち込み、先制適時打。この日の試合前は左投げの打撃投手に緩い球を投げてもらい、体を開かずに右方向に打つなど試行錯誤していた。

 主力の離脱で巡ってきた機会で、5試合連続の先発出場と出番を増やし、打率3割5分5厘。原監督は「成長著しく、技術もさることながら精神力、集中力を非常に持っている」と褒めた。今季一軍デビューし、2夜連続でお立ち台に上がった右打者は「人生を変えようと、必死にレギュラーを取りにいっている。1本1本積み重ねていきたい」。貪欲な姿勢で輝きを放っている。(林田晴樹)

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