巨人・菅野の「宝刀」スライダー、阿部コーチ「曲がりきってない」…痛恨の2打席連続弾

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ヤクルト16―6巨人

 ヤクルトが今季最多の19安打16点の猛攻で3連勝。一回に中村の3ランなどで先行し、三回に中村の2ランなどで3得点。巨人の菅野は9安打7失点の乱調だった。

1回2死1、2塁、中村に3ランを打たれた菅野(24日)=青木瞭撮影
1回2死1、2塁、中村に3ランを打たれた菅野(24日)=青木瞭撮影

 首位を走るヤクルトに、2位巨人が今季最悪の16失点を喫して大敗した。直接対決の初戦を任されたエースが崩れれば、勢いにのまれるのは当然。5回を投げ、いずれも今季ワーストの9安打7失点で降板した菅野は「大事な試合で、初回に4点を取られて流れを渡してしまった」と悔やんだ。

 中村に許した二死からの2打席連続本塁打が痛恨だった。過去73打席の対戦で1発も打たれていなかった6番打者に、一回の一、二塁ではバックスクリーン左へ今季初本塁打となる3ランを、三回は一塁に走者を置き、左中間に2ランを運ばれた。

 ともに宝刀のスライダーを捉えられた。1本目は外角を狙って中に入った低めの初球で、2本目は外角の低めにコントロールされた球。少々制球ミスがあっても、鋭い曲がりで打者の芯を外してきた球種を打たれ、阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチは「曲がりきってない」と見た。

 万全ではない状態が続いている。登板を予定した9日の西武戦を発熱で回避し、7回無失点だった17日の中日戦も、直球が最速144キロにとどまった。この日もまだ最速は149キロ。本来のキレや細かな制球力は戻っていない。通算被打率が1割7分4厘だった中村に、第3打席は直球を右中間への二塁打とされた。

 先発だけでなく、救援陣も苦しい投球が続く中、11ゲーム差のヤクルトを追い上げるには菅野の奮起は欠かせない。原監督が「内容が良くない。うちのエースですから」と言えば、阿部コーチも「お手本となるような投球を」と強く望む。巨人で何年もその座に君臨してきた男の意地が見たい。(福井浩介)

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