巨人・坂本が鮮やかな2発、チーム鼓舞し3位転落を阻止

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巨人7―5広島

 巨人が8人の継投で接戦を制し、連敗を3で止めた。同点の八回に吉川の適時二塁打で勝ち越し、九回に丸がソロ本塁打。広島の同一カード3連勝はならなかった。

7回2死1塁、勝ち越しの2ランを放ち、ベンチ前で笑顔を見せる坂本(3日)=吉野拓也撮影
7回2死1塁、勝ち越しの2ランを放ち、ベンチ前で笑顔を見せる坂本(3日)=吉野拓也撮影

 負ければ3位に転落するところだった一戦で、巨人が中盤からの打ち合いを制した。苦しい展開でチームを勇気づけたのは、主将の坂本だ。2点を追う六回に4月19日以来の4号ソロを放ち、同点の七回に2打席連続アーチとなる2ラン。「しっかり捉えられた」「いい感じで打つことができた」と自身も納得する2発だった。

 いずれも左中間への鮮やかな本塁打だった。1本目は先頭打者で、ケムナが投じた高めの直球をはじき返した。2本目は二死一塁で、投手は矢崎。「二死だったので、次につなぐことを考えて打席に入った」そうで、フルカウントから高めのスライダーを仕留めた。

 本塁打が2か月以上出なかったのは、右膝のケガで1か月超に及んだ離脱の影響も大きい。ただ、言い訳はしない。「ホームランだけが野球じゃないけど、もうちょい打たないとダメですね」。6月9日の復帰戦から全試合で5番を務め、一層の責任を感じていた。

 チームが苦しい時、派手な形で仲間を鼓舞したのも、実に坂本らしい。元木ヘッドコーチは、昨秋の大型連敗中に見せた坂本の姿を今でも覚えている。

 「俺でも明るく振る舞えなかったのに、攻守交代でグラウンドから戻ってきた勇人が『ベンチが暗い! 皆で声出そう』と言ってくれた。さすが主将だし、ありがたかった」

 前日、首位ヤクルトに異例の早さで優勝へのマジックナンバーが点灯していた。坂本は言う。「相手がどうこうではなく、やるべきことをやるしかない。自分たちが良い野球をして勝っていくことが大事」。まずはバットで、熱い思いを表現してみせた。(福井浩介)

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