昔からある「コーンドリブル練習」に新風、目線を上げて視野広がるアイデア器具が評判

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 和歌山県有田市で 鍼灸しんきゅう あんまマッサージ指圧院を経営する栗山育也さん(37)が、2人の息子のために、サッカーのドリブル練習用として考案したアイデア器具が評判を呼び、全国のサッカーチームで利用が広がっている。栗山さんは「多くの子どもたちが器具を導入することで、上達すれば」と願う。(岡田英也)

コーン標識を連結する器具を説明する栗山さん(有田市で)
コーン標識を連結する器具を説明する栗山さん(有田市で)

 考案したのは「カラーコーンジョイント(CCJ)」と名付けた器具。鉄製で高さが32センチある円柱の形状だ。工事現場などで使用するコーン標識を上下に連結できる。

 コーン標識を並べてドリブルでかわす練習は、サッカーで昔から親しまれてきたメニューだ。ただコーンが低い位置にあることから、目線が足元に下がりやすくなり、試合で視野が狭くなるデメリットがある。目線を上げてドリブルができれば、良いパスやシュートにもつながる。

 栗山さんは、サッカーチームに入っている小学生の息子2人が、ドリブルで足元を見てしまう状況を改善しようと、昨年9月頃から自身で試行錯誤して器具を製作。コーンを連結させると、高さは1メートル50ほどになり、体が当たらないようにするため、自然に目線が上がった。

 自身のインスタグラムで動画を投稿したところ「購入したい」とのメッセージが寄せられ、昨年10月から販売を開始。宮城県から鹿児島県まで全国約50のサッカーチームで導入され、自主練習用の個人からも注文が相次ぎ、1000個以上が売れた。フリーキック練習の壁としても使われているという。

 小学生の息子のために購入した和歌山市の九鬼昇平さん(35)は「1か月使った段階で、ボールを見過ぎてしまう癖が改善され、目線が上がった。試合での視野が広がった」と効果を感じている。

 栗山さんは「息子のために作った器具が全国に広がりつつあり、驚いている。同じ悩みを持つ指導者や親に試してみてほしい」と話す。問い合わせや購入はインスタグラム(@fa.nine_9)から。

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