シュート数の差が示す世界1位の「壁」…森保監督「クオリティー上げないといけない」

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77分、ネイマールがPKを決める(6日)=飯島啓太撮影
77分、ネイマールがPKを決める(6日)=飯島啓太撮影

 11月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に向けてチーム作りを進める日本代表は6日夜、国立競技場での強化試合で強豪・ブラジル代表に0-1(前半0-0)で敗れた。豪華メンバーをそろえた世界ランキング1位のサッカー大国に、森保一監督率いる23位の日本が立ち向かった1戦。日本は18本のシュートを浴び、放ったのは4本。終盤まで粘り強く猛攻に耐え続けたが、77分にネイマールにPKで決勝点を許した。(デジタル編集部)

森保J 初戦6発大勝 E1選手権

【スコア】

日本0-1ブラジル(前半0-0)

【日本先発】 ※布陣は4-3-3

▽GK 権田修一(清水)

▽DF 長友佑都(F東京)、板倉滉(マンチェスター・シティー)、吉田麻也(サンプドリア)、中山雄太(ズウォレ)

▽MF/FW 遠藤航(シュツットガルト)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、田中碧(デュッセルドルフ)、伊東純也(ゲンク)、古橋亨梧(セルティック)、南野拓実(リバプール)

【ブラジル先発】

▽GK アリソン(リバプール)▽DF ダニエウアウベス(バルセロナ)、マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)、ミリタン(レアル・マドリード)、アラーナ(アトレチコ・ミネイロ)▽MF カゼミロ(レアル・マドリード)、フレジ(マンチェスター・ユナイテッド)、パケタ(リヨン)▽FW ネイマール(パリ・サンジェルマン)、ビニシウス(レアル・マドリード)、ラフィーニャ(リーズ)

【日本ベンチ】

▽GK 川島永嗣(ストラスブール)、シュミット・ダニエル(シントトロイデン)▽DF 谷口彰悟(川崎)、山根視来(川崎)、伊藤洋輝(シュツットガルト)▽MF/FW 柴崎岳(レガネス)、鎌田大地(フランクフルト)、三笘薫(サンジロワーズ)、前田大然(セルティック)、堂安律(PSVアイントホーフェン)、上田綺世(鹿島)、久保建英(マジョルカ)

【日本の交代】

原口→ハーフタイム 鎌田

古橋→67分 前田

伊東→72分 三笘

南野→72分 堂安

長友→81分 山根

田中→81分 柴崎

【得点経過】

77分ブラジル(1-0) ネイマール=PK

【試合詳報】

◇2分、ブラジルがいきなり決定機。ネイマールのヒールパスからパケタが放ったシュートがゴールポストをたたいた。日本、ひやりとしたが失点は免れた。

◇9分、日本は南野がもらったファウルで中山がFK。板倉が頭で合わせたがオフサイド。

◇13分、日本の伊東が蹴った右CKは、味方に合わず。

◇19分、ゴール前のスペースへ右から駆け込んだブラジルFWラフィーニャのシュートをGK権田が脚に当てて好セーブ。

◇23分、日本の左CKを遠藤が頭で合わせるが力ないシュートは枠を外れた。

◇27分、日本のGK権田がファインセーブ。こぼれ球を拾ったネイマールの強烈な右足シュートを横っ飛びで防いだ。

◇34分、ペナルティエリア左すぐ外の好位置からネイマールのFKは日本の壁に当たる。

◇36分、長友の右サイド角度のないところからのシュートはゴールのサイドネット外側に当たる。

◇39分、ブラジルのFK。ラフィーニャの左足シュートは、ゴール枠のわずか左に外れる。ブラジルはこれが10本目のシュート。

◇41分、ブラジルの突破を止めにいった日本の遠藤にイエローカード。

◇42分、日本のGK権田がまたも美技。ネイマールのシュートをセーブした。

◇0-0でハーフタイムを迎えた。

◇47分、ブラジルのFKからの連係プレーは決まらなかった。

◇51分、日本の古橋がこぼれ球を拾ってミドルシュート、相手選手に当たってCKを得たが、ゴールは生まれなかった。

◇53分、日本が自陣でボールを失ってピンチを招く。ネイマールのシュートは遠藤が体を張って防いだ。

◇59分、日本にチャンス。伊東と長友が右サイドから相手ゴールに迫ったが、駆け込んだ田中のシュートは、わずかにゴール枠を外れた。

◇60分、カウンターからネイマールがゴールへ突進した場面は、板倉が冷静にクリアした。

◇64分、ネイマールのシュートを、またも板倉がブロック。

◇72分、日本が相手陣でサイドチェンジを交えて好機を作る。しかし、伊東が放った右足ボレーシュートは、大きく枠を外れた。

◇75分、ブラジルが波状攻撃を仕掛けた。ネイマールに続いてアラーナがシュートを放ち、これがクロスバーをたたく。続く混戦で、ブラジルの選手がゴール前で倒れたところで、主審がPKを宣告した。

◇77分、ブラジルがPKを決めて均衡を破る。ネイマールがGK権田の逆を突き、ゴール左に流し込んだ。

◇83分、日本は交代で入った堂安の右CKを遠藤が頭で合わせたが、ゴールならず。

◇86分、三笘、遠藤と立て続けにブラジルゴールを脅かした。

◇87分、日本が好位置で得たFKは、鎌田のキックが味方選手に合わなかった。

◇ロスタイムは3分。そのまま終了のホイッスルが響いた。日本0―1ブラジル。

【コメント】

 森保一監督「ブラジル相手に我慢強く戦えて、攻撃でチャレンジしてくれた。勝つにはまだまだクオリティーを上げていかなければいけない」

 吉田麻也主将「立ち上がりは自信を持って前から(ボールを奪いに)いこうと話していた。試合が落ち着いてきてからはブロックを作って守り、『勝負カウンター』の機会を待っていたけど……。(マークを相手に)はがされたこともあって、課題と収穫の両方があった。立ち上がりに失点しないことと0-0の時間を長くすることが、きょうのテーマだった。できたけれども、相手は本当にシリアスに戦えば、もっと(手ごわい)。本大会ではもっと厳しい戦いが待っていることは、頭に置きたい」

【メモ】

 日本とブラジルは今回が13度目の対戦だった。今回の黒星で、通算対戦成績は日本の2分け11敗となった。ブラジルは2002年W杯日韓大会の優勝国で、21年に行われた東京オリンピックの男子サッカーでも金メダルと、日本開催の国際大会で頂点に立ち続けている。

 日本初のベスト8入りをめざすW杯カタール大会までに、森保ジャパンが海外組を含めた主力を交えて活動できるのは6月と9月だけ。6月は4試合を組んでいて、2日はパラグアイに快勝、ブラジル戦が2試合目だった。次戦は10日に神戸でガーナと顔を合わせる。14日には大阪・吹田でチリかチュニジアと対戦する。4試合ともテレビ地上波での生放送がついている。

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