元稀勢の里の「二所ノ関部屋」、郷里に完成…町の観光スポットへ「人気にあやかりたい」

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 茨城県阿見町荒川本郷に建設されていた大相撲の「二所ノ関部屋」が完成し、5日、落成式が行われた。牛久市出身で元横綱・稀勢の里の二所ノ関親方(35)は「将来的に横綱、大関を輩出するという目標に向かって精進していきたい」と抱負を述べた。

部屋の看板の除幕を終え、記念撮影に応じる二所ノ関親方(右)(5日、茨城県阿見町で)
部屋の看板の除幕を終え、記念撮影に応じる二所ノ関親方(右)(5日、茨城県阿見町で)

 部屋の敷地面積は約5900平方メートル。稽古場には効率よく集中して稽古できるよう2面の土俵を設けたほか、力士の住居スペースなどがある。今後、稽古場に複数のビデオカメラを設置する予定で、稽古の様子を撮影して力士の動作を分析して指導するなど、科学的な手法も取り入れるという。

 二所ノ関親方は昨年8月、田子ノ浦部屋から独立して部屋を新設。つくば市の筑波大を仮の稽古場として利用していた。5月下旬には完成したばかりの部屋に引っ越し、今月1日に稽古を始めた。

 落成式に先立ち、部屋の所属力士18人が見守る中、羽織はかま姿の二所ノ関親方が正門に掲げられた部屋の看板の除幕を行った。

 非公開で行われた落成式には、大井川知事や周辺自治体の首長らが出席。阿見町によると、千葉繁町長が「稀勢の里のように真っ向勝負で印象に残る強い横綱を育て、地域から愛される相撲部屋になってほしい」とあいさつ。力士の稽古が披露されたという。

 部屋新設に町は歓迎ムードに包まれている。新設をきっかけに町では二所ノ関部屋と連携して相撲によるまちおこしを目指す。今月12~26日には、二所ノ関親方の横綱時代の化粧まわしなどゆかりの品々を集めた展示会を町中央公民館で開くほか、二所ノ関親方らのトークショーも18日に町内で開催する。

 また、町ではふるさと納税の返礼品として、二所ノ関親方の直筆サイン色紙を添えた地酒セットの申し込み受け付けを1日に開始。町内の観光スポットとともに部屋を巡る観光ルートの設定なども検討している。町商工会の斎藤十郎会長(73)は「親方の人気にあやかって地場産業の振興につなげたい」と話している。

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