メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
【ローザンヌ(スイス)=岡田浩幸】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は20日、スイスのローザンヌで開かれた総会後に記者会見し、札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの開催候補地を今年12月に絞り込み、来年5~6月にインドのムンバイで開かれる総会で正式決定する見通しを明らかにした。

五輪の開催地はIOCの「将来開催地委員会」が招致を目指す都市とそれぞれ協議し、準備が整ったと判断した都市を理事会に推薦する。理事会が承認すれば、総会に提案される。IOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は記者会見で「12月には(候補地の)全体像を示し、絞り込みができるように多くの作業を続けている」と語った。
30年大会は、過去に五輪を開催した経験がある米国のソルトレークシティー、カナダのバンクーバーのほか、スペインのカタルーニャ州がアラゴン州との共催で招致を目指している。