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カーリングの日本選手権は25日に北海道北見市で男女の1次リーグが行われ、女子では連覇を狙うフォルティウスが、北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレを10-4で破って4勝2敗とした。ロコ・ソラーレは今大会5試合目で初黒星。

フォルティウスは、第1エンドでいきなり2点をスチール(不利な先攻での得点)すると、サード小野寺佳歩やスキップ吉村紗也香のショットが好調で、ショット率の上がらないロコ・ソラーレから中盤にも連続スチールで主導権を握った。終盤にミスが出たが、前半の貯金を生かして逃げ切った。

試合後にフォルティウスの吉村は「前半からいい形で流れをつかむことができ、(石を)置きたいところにしっかり置くことができた」と振り返った。総当たり1次リーグの上位4チームが決勝トーナメントのプレーオフに進むため、両チームには再戦の可能性がある。敗れたロコ・ソラーレのスキップ、藤沢五月は「前半は私のミスで、追う展開になってしまった。(再戦があれば)相手にプレッシャーをかけるショットをしていきたい」と話した。
両チームは、昨年の日本選手権ではフォルティウス(当時は北海道銀行)が勝ち、北京五輪への出場権につながる2021年9月の日本代表決定戦ではロコ・ソラーレが2連敗の後の3連勝で逆転勝ちした。公式戦での対戦はその時以来。(デジタル編集部)