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秋季高校野球、山形県連盟の審判員1人も参加せず…個人登録制に反発

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 19日から開幕した第74回秋季東北地区高校野球県大会に、山形県野球連盟(県連盟)所属の審判員が、参加しない事態となっている。主催の県高校野球連盟(県高野連)が7月末に、県連盟に所属しない審判員も参加できる「個人登録制」を導入したため、これまで審判員を派遣していた県連盟側が反発したことが背景にある。(常陰亮佑)

試合に欠かせない審判員(夏の高校野球県大会で。写真と本文は直接関係ありません)
試合に欠かせない審判員(夏の高校野球県大会で。写真と本文は直接関係ありません)

 県連盟は、山形、米沢、新庄、鶴岡、酒田の各地区野球連盟から構成され、講習会などでライセンスを認定された約400人の審判員が所属する。少年野球から高校、大学、社会人の各試合に審判員を派遣している。

 今回の高校野球県大会は20試合を予定。従来は、100人程度で審判団を編成するが、県連盟の審判員が参加しないため、今回は半数の約50人で全試合を担う。県連盟に非加盟の天童市野球連盟の審判員や、野球部の指導教員らが、個人登録して間に合わせた。

 県高野連の菅谷明浩理事長は「県内でも審判員の高齢化や減少が問題になっている。立場を問わず、やる気のある人に広く参加してもらいたい」と話す。

 県連盟が反発する背景には、審判員資格の統一と、天童市野球連盟の存在がある。

 市連盟は2016年、山形地区野球連盟から独立した。県連盟は加盟を促すが、市連盟は拒否している。

 幅広く審判員を集めたい県高野連は、今春の県大会で、県連盟に派遣依頼を行う一方、「推薦枠」を設け、約10人の市連盟所属の審判員の大会参加を認めた。その際は、県連盟も参加を容認したという。

 今夏の県大会直前、改めて県連盟が市連盟に復帰を提案したが、市連盟は拒否。県高野連から、大会の審判員配置を任されていた県連盟は、「審判員資格の統一の観点から逸脱する」として、「推薦枠」だった市連盟所属の審判員を全て試合から外した。

 こうした経緯から、県高野連は、審判員について、県連盟に委嘱する方式から、県高野連に個人登録した審判員を自ら編成する方式に改めた。実績などを基に試合を任せるが、登録時に県連盟が認定するライセンスは必要とされていない。

 県連盟の長岡信広理事長は「現在、アマチュア球界では審判員の基準を統一する流れがあり、それに反する決定」と反発する。

 今回は、地区連盟の総意として、県高野連の個人登録制は「静観する」とした。

 関係者によると、鶴岡地区野球連盟の審判員たちがいったん登録したが、登録直後に「県連盟との協議の結果」として、登録の取り下げを願い出たという。

 20日現在、県連盟所属の審判員は、誰一人登録していない。

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2382344 0 野球一般 2021/09/21 07:29:00 2021/09/21 10:07:08 2021/09/21 10:07:08 ホームインをジャッジする主審(右)(15日午後2時42分、中山町長崎の荘銀・日新スタジアムで)=常陰亮佑撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210921-OYT1I50014-T-e1632186423988.jpg?type=thumbnail

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