[読者会員限定] 八幡山の頂付近の標高336メートルにあり、奥美濃の山々に囲まれた山城として、新緑、紅葉、雪景色など四季の自然を楽しむことができる。濃い朝霧が城下に広がると、まさに「天空の城」が出現する。戦国時代末期、この地を領した遠藤盛数の長子慶隆が1566年(永禄9年)に築城したとされ、激しい戦や宝暦騒動(郡上一揆)などを経て、1871年(明治4年)に廃城となった。「内助の功」として知られる山内一豊の妻・千代は、盛数の娘という説が有力で、腹の城山公園には一豊と千代の銅像がある。天守は1933年(昭和8年)に4層5階建てに再建された。木造再建天守としては日本最古であり、城跡は県史跡に指定されている=中部支社写真グループ 原田拓未撮影 2019年2月10日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail