神戸市中央区の川崎重工業神戸工場で30日、「ジェットフォイル」と呼ばれる高速の水中翼船の起工式があり、建造中の船体が報道陣に公開された。ジェットフォイルは全長27.4メートル、型幅8.5メートルで旅客定員241名。船体に前後2枚の水中翼を装備。ウォータージェット推進機から毎秒3トンの海水を噴射して前進し、水中翼に発生する揚力で船体を浮上させ、最高時速80キロ以上で航行する。同社は1989年からジェットフォイルを製造・販売しており、新造船の受注は25年ぶり。2020年6月に引き渡され、東京竹芝と伊豆諸島間を中心とした航路の旅客輸送に投入される予定=濱田貴士撮影 2019年5月30日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail