空から東海百城 「浜松城」 静岡・浜松市

浜松城は、三方原台地の東縁にあたる段丘を利用した平山城だ。徳川家康の築城として有名だが、その後、改変が繰り返されている。天守は、豊臣秀吉の家臣で1590年(天正18年)に入城した堀尾吉晴が築いたと推定される。現在の天守は1958年に再建された。浜松城における天守の存在を示す資料はほとんどない。再建された建物は、天守台と比べると小さく、本来の天守はより大きかったと思われる。浜松城では近年、市が発掘調査を広げ、かつての城の姿を取り戻す動きを進めている。2014年には、天守台を囲む天守曲輪(くるわ)の正門である天守門を復元した。調査の結果、天守門は廃城期直前の幕末、二層の櫓門(やぐらもん)だったと確認された。昨年には、天守曲輪の調査を手がけ、石垣の上に、存在が知られていなかった櫓が築かれていた可能性があることも明らかになった=中部写真グループ 尾賀聡、橘薫撮影 2019年6月30日公開

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