幕末の女流歌人、野村望東尼(ぼうとうに)(1806~67年)をしのぶ「鈴虫放生祭(ほうじょうさい)」が8日、山口県防府市の防府天満宮で行われた。同天満宮の大専坊に宿泊した望東尼が「鈴虫の声が大変美しい」と語ったとされることにちなみ、2016年から毎年営まれている。今年は望東尼の顕彰団体「防府野村望東尼会」の会員ら約50人が参列し、巫女(みこ)による「鈴舞」の奉納後、虫かごから鈴虫を取り出し、庭に放った=山口総局防府通信部 長野浩一撮影 2019年9月9日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail