島津家18代当主・家久の妻、持明院様(じめさあ)がモデルとされる石像の化粧直しが5日、鹿児島市城山町の市立美術館前庭で行われ、優しげな表情が浮かび上がった。化粧は、1929年に当時の市長が石像に気付いてチョークで施したのが始まり。化粧直しは美術館ができた54年から、同課の職員が命日の10月5日前後に行っている。この日、職員2人が絵の具で顔を白く塗り、眉と目を黒く描き、最後にチークと口紅で仕上げた。2人は、「コロナ禍の中、見た人が穏やかな気持ちになればと思いながら化粧をした。優しい表情にしようと、目を大きくしたり、紫がかったチークを使ったりした」と話していた=鹿児島支局 佐々木浩人撮影 2020年10月5日公開 JR九州の新観光列車を公開…鹿児島 ホッキョクグマに氷の「お中元」…鹿児島 ニッポン探景 「曽木発電所遺構」鹿児島県伊佐市 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿