福岡県は25日、宗像市の養鶏場で高病原性の疑いがある鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)を検出したと発表し、飼育されている全約9万3500羽の殺処分を始めた。県内の養鶏農家は計152戸で、他から異常の報告はないという。養鶏場での感染は今季、香川県に次いで2県目。発表によると、宗像市の養鶏場から24日午後、肉用鶏37羽が死んでいると通報を受け、遺伝子検査をした。県職員ら約200人は25日早朝から現地に入り、夕方までに1割超にあたる約1万2000羽の殺処分を終えた。28日をめどに埋設まで終えたい考え(読売ヘリから)=大阪本社写真部 前田尚紀撮影 2020年11月25日公開 福岡の養鶏場で鳥インフル、9万羽超を殺処分へ…香川に次いで今季2県目 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿