山口県防府市大道小俣地区の伝統行事「笑い講」が6日、同市台道の小俣八幡宮で行われた。「講員」と呼ばれる住民ら約20人が笑顔で1年を締めくくった。鎌倉時代に始まったとされる。「今年の収穫に感謝」「来年の豊作を祈願」「今年苦しかったことや悲しかったことを忘れる」ために、3回笑うのがしきたり。例年、当番から酒や食事の接待を受け、場が盛り上がった頃に神事を始めるが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、飲食をやめ、屋外でマスクをしたまま実施した。太鼓の音に合わせ、講員らが「ワーハッハッ」と3回笑い、最後は見物客も一緒に笑った=山口総局 長野浩一撮影 2020年12月6日公開 チェーンソー作家が干支の御柱奉納…山口・防府天満宮 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿