国立科学博物館(東京・上野)は、マッコウクジラの右半身模型と骨格の実物を組み合わせた珍しい全身標本を9日から常設展示する。一般公開に先立つ8日、報道陣に披露された。骨格標本は、2005年に鹿児島県の浜に打ち上げられた体長約14メートルのオスで、同博物館地球館1階の天井からつり下げられた。半身模型部分では、目や耳、へそ、肛門などのほか、頭部の内部構造も再現。骨格標本の胸びれに、哺乳類の特徴である5本の指の骨があることも確認できる=東京本社写真部 守谷遼平撮影 2021年3月8日公開 「絶海の孤島」トカラ列島・宝島でとらえたクジラの姿…鹿児島 捕鯨資料館津波から復活 石巻 9年4か月ぶりにぎわう 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿