深海に生息するサメハダホウズキイカが18日、山口県下関市の水族館「海響館」で公開された。生きた状態での展示は珍しく、同館では2009年以来。サメの肌のように表面がざらざらし、ホオズキに似た形をしているのが名の由来。目と消化器のほかは透明で、温熱帯の深海などに生息している。クラゲとともに暗い水槽をふわふわと漂い、時折機敏に動く姿に、来館者から「かわいい」との声が上がった。「深海と環境が異なるので長生きは難しい」と担当者。今後、標本にするという=下関支局 杉尾毅撮影 2021年4月18日公開 水族館に行こう! 3.6メートル深海魚 見に来て 一生に一度の機会?生きたまま捕獲「オロシザメ」 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿