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響け! 1964年東京五輪開会式のトランペット

1964年の東京五輪開会式で旧国立競技場に鳴り響いたファンファーレトランペットが、57年の時を経て、海上自衛隊東京音楽隊(東京都世田谷区)で音色を響かせている。防衛大学校(神奈川県横須賀市)から譲られ、丁寧に手入れをしてきた。同隊は「今回の五輪をきっかけに多くの人に披露したい」としている。トランペットは、開会式で聖火台の下に整列した陸上自衛隊音楽隊の30人が使用したうちの1本だ。日本管楽器製で、ベル部分には五輪マークがあしらわれ、主管部分には縦63センチ、横31センチの五輪フラッグが下げられている。大会後、防衛大学生が各国のプラカードを掲げて先導役を果たしたお礼として、同大に寄贈された。しかし、保存場所が海に近かった影響か、さび付いたため、2000年頃に東京音楽隊に譲られた。東京音楽隊では、戦前の楽器や楽譜を展示するガラス戸棚で保管し、トランペット奏者の田畑隼平さん(26)が手入れを担当している。開会式で演奏された「オリンピック東京大会ファンファーレ」を試奏した田畑さんは、「全体が変色して劣化もしているが、音色は当時の状態を保っていると思う」と自信を見せる=横須賀支局 光尾豊撮影 2021年7月22日公開

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