東京都の小池百合子知事は1日、東京駅(千代田区)と直結する「行幸地下通路」に都が開設した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を視察した。この会場は、閉鎖した通路を仕切って接種や問診のスペースを確保しており、7月末から学校の教職員や保育士らを対象に1日2000人程度の接種が進められている。小池知事は「重症者がじわじわと増えており、接種をスピーディーに行っていきたい」と話した。都内の新型コロナの新規感染者は前日に初めて4000人を超えた。小池知事は視察後、報道陣に対し、「デルタ型は非常に強敵だ。医療機関に(患者を)受けてもらえるよ う、様々な工夫を凝らしたい」と、医療体制の拡充に取り組む意向を示した。また、東京五輪やパラリンピックについては、「国内の感染者をいかに増やさないかに尽きる」などと述べ、現時点では中止する考えがないことを改めて明らかにした=代表撮影 2021年8月1日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿