和歌山県橋本市出身で、米大リーグ2年目を終えたパイレーツの筒香嘉智選手(30)が21日、県庁で仁坂吉伸知事を表敬訪問した。筒香選手は、今季の試合で使用したバットを贈呈し、来季に向けて「県民に活力を与えられるような活躍をして、故郷の和歌山に良い報告をしたい」と抱負を述べた。同市で子どもを対象にしたスポーツクラブを運営する兄の裕史(ひろし)さん(39)と訪れた。筒香選手は仁坂知事に「稲刈りの後の田んぼでノックを受けていた。(足元が不安定で)けがをしそうになったら力を抜く習慣が付いて捻挫をしたことがない」と、プロ選手としての第一歩を培った幼少期の思い出を語った。橋本市のスポーツ推進アドバイザーを務めている。現在、市内で子どもたちも利用できる野球場の建設計画があり、資金を出すことを明かした。報道陣に「(完成は)来年中にはと思っている。将来、多くの選手が活躍できるような施設にしたい」と語った=和歌山支局 北谷圭撮影 2021年12月21日公開 MVPの大谷、満票に「びっくりした」「選手としてここからピーク」 大谷選手、会見で「二刀流」で活躍のシーズン振り返る 悲願の金メダル 野球・日本代表「侍ジャパン」のメンバーが記者会見 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿