免田裕子さん(82)が被爆したのは5歳の時、爆心地から約4キロの地点だった。父親は戦死、体調を崩していた母親は戦後まもなく亡くなった。「親がいないことで馬鹿にされるんじゃないよ」という曾祖母の言葉を支えに、戦後を必死に生き抜き、被爆証言を「自分に与えられた使命」と思って続けてきた。戦争の無情さを訴えてきた免田さんは、今、ロシアによるウクライナ侵攻に胸を痛める=広島テレビ放送制作、短縮版 2022年3月14日公開 ◇ 読売新聞大阪本社と広島テレビ放送は、原爆報道に関する共同プロジェクトを21年11月から始めました。同じ人物にそれぞれが取材し、証言を記事と映像で伝えます。広島テレビは夕方のニュース情報番組「テレビ派」で放映します。 「つなぐヒロシマ」 放射線の恐ろしさを伝える 大越和郎さん 81歳 「つなぐヒロシマ」 救護所で出産を手伝った 佐々木フジ子さん 95歳 「つなぐヒロシマ」 元デザイナー 長尾ナツミさん 91歳 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿