太平洋戦争で特攻に使われた空母艦載機「九七式艦上攻撃機」(九七艦攻)の実物大模型が完成し、9日、兵庫県加西市の旧海軍鶉野(うずらの)飛行場跡で公開された。一般公開は4月18日に同跡地に開設される拠点施設「sora(そら)かさい」で行われる。九七艦攻は戦時中、同飛行場に訓練機として配備され、特攻隊員らが練習飛行を重ねた。実物大模型は、同市が特攻の史実を伝えようと約1900万円かけて製作。2019年に造った戦闘機「紫電改」に続く2機目となる=大阪本社写真部 中原正純撮影 2022年3月9日公開 特攻機 原寸模型完成 「紫電改」レプリカ公開…兵庫・加西市 戦艦「大和」 30年かけ再現 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿