米大リーグのキャンプは15日、アリゾナ、フロリダ両州の各地で行われ、エンゼルスの大谷選手が今キャンプ初めてのブルペン投球を行った。24球のブルペン投球後、大谷選手が今季初の記者会見に臨んだ。ア・リーグ最優秀選手(MVP)の第一声に注目が集まる中、日米メディアを前に「去年と同じようにやろうと思ったらそういう成績は残らないので、もっともっと上を目指したい」と力強く語った。この日は最速145キロの「軽め」調整。労使対立が長引くさなか、アリゾナに先乗りして行っていた自主練習では、すでに打者相手の投球も実施済み。実戦に向けての不安要素はなく、メジャー初の開幕投手にも「やってみたい気持ちはある」と意欲を口にした(米アリゾナ州テンピ 佐野司):映像15日AP通信、Bally Sports West 2022年3月16日公開