江戸時代にできた和歌山市の「岡山の時鐘堂」(県指定文化財)で24日、ロシアによるウクライナ侵攻の早期終結を願い、鐘の音を響かせる「平和の鐘撞(つ)き運動」が行われた。時鐘堂は、県立近代美術館の近くの小高い丘の上にある。和歌山ユネスコ協会が1948年以降、毎年8月15日の終戦の日に合わせて平和を願い、鐘を鳴らしている。今回の運動は、ウクライナの惨状に心を痛めた同協会のメンバーの発案で実施。集まったメンバーや市民らは代わる代わる鐘を鳴らし、祈りをささげた。同協会の高垣晴夫事務局長(60)は「戦争は国同士の話だが、こんな時こそ人と人との知的、精神的連帯が大切。平和を願う鐘の音が世界中に響いてほしい」と述べた=和歌山支局 平野真由撮影 2022年3月24日公開 「早く平和を」 ウクライナ、ロシアに縁ある切り絵画家、久保修さんの願い パンダ成長記・楓浜、母親とじゃれあう姿も…和歌山・白浜 「WEST EXPRESS 銀河」の試運転、報道陣に公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿