土佐くろしお鉄道は、高知県の東部に「ごめん・はなり線」、西部に「中村・宿毛線」が走る。中村・宿毛線で鉄印があるのが清流・四万十川の玄関口「中村駅」(四万十市)だ。木材を多用し、洗練された空間を演出する駅舎は、鉄道のデザインコンテスト「ブルネル賞」で優秀賞に輝いた。普通列車用のワンマンの車両は8両あり、そのうち7両には沿線市町村をPRするラッピングが施されている。上り列車に乗れば、黒潮町の土佐入野―土佐佐賀駅間に広がる太平洋の絶景が楽しめる。沿線の入野海岸は、美しい砂浜が広がり、サーファーも多く訪れる。中村駅から下り、宿毛方面に進むと、すぐに四万十川に架かる橋を渡る。中村駅から車で20分程度足を延ばせば、清流が生み出した里山の風景が広がる。増水しても流されにくいよう、欄干がない構造の「沈下橋」。歩いて渡るのも心地よいが、屋形船でくぐってみるのも楽しそうだ=高知支局 畑本明義撮影 2020年11月24日公開 見渡す山里 眼下に清流<土佐くろしお鉄道> 清流導く 秋の奥美濃<長良川鉄道> 「鉄印」を集めて楽しむローカル線の旅 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail