東日本大震災で校舎が壊滅的被害を受けた宮城県石巻市立大川中の閉校式と最後の卒業式が9日、市河北総合センターで行われた。閉校式には在校生20人のほか、保護者や地区住民ら約300人が参加。生徒が大川中で歌い継がれてきた応援歌を約30年ぶりに復活させて披露した。その後、卒業生らは、津波で被災し、解体が決まっている旧校舎に移動し、壁にメッセージを書いたり、写真を撮ったりして、学びやとの別れを惜しんだ。壁の時計は津波到来時の3時30分過ぎのまま残っていた=東京本社写真部 川口敏彦撮影 2013年3月10日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail