郷土復活の願いこめ「桜舞太鼓」

岸壁に乗り上げた大型貨物船がそのまま残る岩手県・釜石港。近くのがれき集積場を整備して作った特設会場で17日、「釜石夏の港まつり」が開かれた。 最初にステージに立ったのは、郷土芸能「桜舞太鼓」を受け継いだ創作和太鼓集団「鼓舞桜会」。演じ終えると、鳴りやまぬ拍手の中、佐藤勇人会長(41)は天を仰いだ。「勇輝、太鼓の音、天国まで届いたか」。ステージの端には、津波で亡くなった会員、倉又勇輝さん(28)の遺影が置かれていた。3月11日の大津波で練習場としていた集会所も太鼓29個も全て流された、しかし、復活に向けメンバーは、気持ちは一つに猛練習を続けていた=東京本社写真部 安川純撮影 2011年7月25日公開

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