浮力を利用した防潮堤「フラップゲート」を公開…宮城・気仙沼

津波で押し寄せる波の浮力を利用し、自動で壁が起き上がる防潮堤「フラップゲート」が作動する様子が、宮城県気仙沼市唐桑地区の石浜漁港で25日、市民に公開された。石浜漁港には海抜11・3メートルの防潮堤が造られ、漁師らが通る開口部に高さ4・5メートル、幅6メートル、重さ5・9トンのフラップゲートが設置されている。約1億8000万円かけて2020年3月に完成した。普段は地面と一体化している。ウレタン系の樹脂をステンレスで補強したゲートは津波の浮力と水圧で起き上がって閉じ、浸水を食い止める。電動式と比べて維持費を削減でき、閉鎖時の操作も必要ない。市水産課によると、市内では東日本大震災後に計画された34か所のうち26か所が完成している。この日、海側からポンプでくみ上げた海水約150トンを流すと、ゲートは20分ほどで閉じた。近隣住民らはその様子を熱心にカメラに収めていた=東北総局 長谷川三四郎撮影 2022年1月25日公開

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