新型コロナウイルスの影響で、当初の4月開催から延期されていた世界最大級の国際自動車展示会「北京モーターショー」が26日、北京で開幕した。会場には、売れ筋のスポーツ用多目的車(SUV)など計785台がずらり。一方で参加を取りやめるメーカーも相次ぎ、メディア向け発表会や出展車両数は、1000社以上が出展した昨年の上海モーターショーからほぼ半減した。北京モーターショーは上海モーターショーと毎年交互に開かれている。多くの社がPRに力を入れていたのが、中国が国策で普及を目指す電気自動車(EV)だ。ホンダは中国初となる自社ブランドのEVを初公開し、上海蔚来汽車(NIO)のブースでは、機械が電動アシスト自転車のようにバッテリーを交換するシステムが実演された=中国総局 小川直樹、片岡航希撮影 2020年9月27日公開 写真特集:北京モーターショー2020開幕 北京モーターショー開幕…5か月遅れ 出展数半減 ホンダのEV試作車、北京モーターショーで初公開…車メーカーの中国市場傾斜が加速 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿