将棋の第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)で挑戦者の羽生善治九段(50)を4勝1敗で下し、初防衛を果たした豊島将之竜王(30)の就位式が25日、東京都渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。豊島竜王は「年を重ねた後に思い返すようなシリーズになりました。よい緊張感の中、ファンの方々の声援に背中を押されました」と謝辞を述べた。新型コロナウイルス感染症対策で、出席者を約50人に絞った就位式では、バスケットボール解説者の佐々木クリスさん(40)が「将棋もバスケも大局観が勝者の条件だと思いました。豊島竜王、狭い盤面から飛び出るような、宇宙をも感じさせるような一手で我々を魅了してください」と祝福した。豊島竜王には日本将棋連盟の佐藤康光会長から竜王推挙状、老川祥一・読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆代理から賞金4400万円と竜王杯が贈られた。第33期竜王戦のランキング戦各組優勝者の表彰も行われ、1組を制した羽生九段、3組で優勝した藤井聡太二冠らに記念メダルが贈呈された=読売新聞ストリーム班撮影 2021年1月25日公開 豊島竜王、会心の初防衛「勝負どころで納得いく手を指せた」…25日就位式 史上初の4期連続ランキング戦優勝・藤井聡太二冠が竜王就位式に出席「今期はさらに上を目指して」 第33期竜王戦 就位式 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail