極めて強い重力を持つ天体が、周りの空間をまるでレンズのようにゆがめてしまうことが知られている。「重力レンズ効果」と呼ばれる現象だ。米航空宇宙局(NASA)がこの現象を視覚化しようと、二つのブラックホールをモデルとし、スーパーコンピューターで再現した。二つのブラックホールは相互にもう一方の周りを回転している。青とオレンジのリングは、ブラックホールの周りにできた「チリ」を示している。二つのブラックホールが刻々と形を変え、絡み合い、まるでダンスをしているようにも見える=NASA提供動画 2021年8月18日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿