沖縄本島などに漂着している大量の軽石は10日、11日も各地で確認された。名護市仲尾次(なかおし)の沿岸部は沖合数十メートルまで海面が覆われ、隣接する仲尾次漁港には船だまりへの漂着を防ごうとオイルフェンスが設置されていた。停泊する漁船と遊漁船の周辺がびっしりと覆われていた恩納村の瀬良垣漁港に潜ると、数ミリから数センチの軽石は10センチほどの層となって漂っていて、海底は真っ暗だった。恩納村漁協の金城治樹組合長(43)は「やっとコロナが落ち着いて、魚の流通とダイビングの需要が見込めると思っていたが、両方だめになった。軽石を撤去する重機の手配もなかなか進まない」と肩を落としていた=西部本社写真部 板山康成、東京本社写真部 米山要撮影 2021年11月11日公開 沖縄などの海浜に軽石大量漂着…海底火山から噴出 軽石は今後本州・四国に接近か…海洋研究開発機構が予測 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿