大きな体とゆったりとした動きで人気の水生動物「マナティー」が、世界有数の生息地の米フロリダ州で大量死している。水質悪化で餌の水草が不足したのが原因で、年間で過去最多の1000頭超が死んだことが確認された。フロリダ州やその周辺に推定約7500~1万頭いるマナティーのうち、大部分は州の東海岸を南北約250キロ・メートルにわたって延びる潟湖(せきこ)「インディアン・リバー・ラグーン」に生息する。州の集計によると、今年、州内で死んだマナティーは今月12日までで1003頭を記録した。昨年の同時期(498頭)の2倍以上で、今年だけで全体の生息数の少なくとも1割が減った形だ=ワシントン支局 船越翔撮影 2021年11月20日公開 マナティーの楽園、米フロリダで異変…餌が足りずに1000頭死ぬ 「17年ゼミ」が大量発生 食べるなキケン? 白いクマ目撃、路肩の茂みウロウロ…北海道下川町 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿