中等症病床 増加する高齢患者の介助で逼迫

新型コロナウイルスのオミクロン株による感染流行の第6波では、高齢の入院患者が増加し、軽症や中等症のコロナ病床が逼迫(ひっぱく)している。症状が治まった患者を受け入れる「後方支援病院」への転院が進まない「目詰まり」も起き、逼迫に拍車をかけている。15日夕、千葉県成田市の国際医療福祉大成田病院のコロナ病床で、防護服姿の女性看護師が70歳代の男性患者に夕食のおかゆを食べさせていた。男性はふだんから食事や移動に介助が必要な高齢者施設の入所者で、鼻に酸素チューブをつないだ男性は、スプーン一口のおかゆをのみ込むのに30秒かかった。1部屋の4人がいずれも寝たきりというケースも珍しくなく、食事の介助だけで看護師が1時間、付きっきりになるという。コロナ病床が71床ある同院の入院患者は15日時点で28人(中等症25人、軽症3人)。そのうち85%にあたる24人が70歳以上で、18人は寝たきりなど介助が必要な患者だ。病床使用率は40%にとどまるが、介助に人手がとられるため、津島健司副院長(54)は「病床は空いていても、新たな受け入れは難しい」と話す=東京本社社会部 山下真範、写真部 関口寛人撮影 2022年2月19日公開

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