東京五輪の運営方法を協議する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長は21日、3日間の委員会終了後にオンラインで記者会見を開き、「五輪期間中に日本で緊急事態宣言が出されていても大会は開催する」と述べた。海外の選手らの8割以上が新型コロナウイルスのワクチンを接種してから来日すると強調し、改めて大会開催への強い意欲を示した。コーツ氏は「日本では緊急事態宣言発令期間中でもテスト大会が安全に行われた」と述べ、コロナ対策の指針「プレーブック」で定めた厳しいルールを守ることで「全ての参加者にとって安全で安心な大会を開催できる」と自信を示した。日本の世論で五輪開催に否定的な意見が多いことについては、「ワクチン接種者が増えれば支持も増えるのではないか」と語った=東京本社配信部 漆間晃撮影 2021年5月21日公開 「緊急事態宣言が出されても、五輪は開催できる」…IOC調整委コーツ委員長 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿