降り注ぐ火の粉の中をキリコが乱舞する「あばれ祭」が3日、石川県能登町で開幕した。日本遺産に認定された「能登キリコ祭り」の始まりとなり、新幹線延伸開業を追い風に例年以上の観光客が楽しんだ。祭りは約350年前、疫病の鎮まりに感謝して地元の神社にキリコを担いで参拝したのが起源とされる。字出津港周辺には、高さ約3~6メートルのキリコが集結。午後9時から、「イヤサカサッサイ、サカサッサイ」のかけ声で若い衆が燃えさかるたいまつの周りをキリコで練り回ると、観客から大きな歓声が上がった=高岡支局 細野登撮影 2015年7月6日公開 番組、CM、イベントで使う 動画の利用 スクープ、ユニーク映像募集中 動画の投稿 twitter facebook line mail