ＪＲ新宿駅（東京都新宿区）周辺に分散している１９の高速バスの発着所を１か所に集約する交通ターミナルが来春、同駅南口地区に誕生する。１日のバス発着便数が約１６００という国内最大のバスターミナルとなる。鉄道との乗り換えがスムーズになり、周辺の渋滞緩和も期待されている。交通ターミナルは、国道２０号（甲州街道）を挟んで同駅南口の向かい側に位置する。国とＪＲ東日本が進める再開発事業の一環で、国が山手線や中央線などの線路の上の空間に約１・５ヘクタールの人工地盤を建設。１階は現在のＪＲホームで、２階に改札などの駅施設、３～４階にタクシーやバスの乗り場が設けられる。来年３～４月頃の開業を予定している（読売ヘリから）＝東京本社写真部　菅野靖撮影　2015年12月21日公開